日本の理化学研究所などが大量に毛髪増やす技術を開発 2020年に実用化へ

日本の理化学研究所などが大量に毛髪増やす技術を開発 2020年に実用化へ。

タグ:日本科学技術

発信時間:2018-06-06 13:37:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の理化学研究所と医療ベンチャーのオーガンテクノロジーズは4日、男性の頭皮から採った髪の毛のもとになる細胞を培養し、大量に毛髪を増やす技術を開発したと発表した。髪の毛のない部分に移植すると再び毛が生えるという。来年にも男性型の脱毛症の人への臨床研究を始め、早ければ2020年に実用化を目指す。朝日新聞が報じた。


 グループは2012年、マウスから採った細胞を培養し、毛を作り出す「毛包」という器官を作った。毛のないマウスの背中に移植すると、そこから毛が生えた。今回は、ヒトの頭皮から種類の違う三つの幹細胞を取り出して組み合わせて品質を保ちつつ効率良く毛包を作る技術を開発し、大量に増やすことに成功した。移植後は毛髪が「再生」し、生え替わりのサイクルが持続するという。7月から毛のないマウスの背中に移植して、アレルギー反応が起きないかや腫瘍ができないかなど安全性を確認する。来年にも国内には約1800万人いるとされる男性型の脱毛症を対象に臨床研究を始める。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月6日


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