アリババ集団CMO(最高マーケティング責任者)兼アリママ総裁の董本洪氏は、「家電産業の流れは『データ量』に基づく運営から『群衆画像』に基づく運営に向かっており、メーカー側が潜在的な消費行動や習慣を全面的に理解しないと、マーケティング戦争で主導権を握ることはできない。消費者の家電製品へのニーズは、シンプルな機能を求めるものから多様なものへと変化している」との認識を示した。そして、「消費者の期待は安全安心な家電ソリューションにとどまらず、彼らはこれを機に理想的な質の高い生活と家庭の雰囲気を手に入れたいと思っている。家電企業が消費者の本音を充分に汲み取ることができなければ、正確なマーケティング機会を捉えてターゲットとする消費者の心を動かすことはできない」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月6日