参考消息網は6月5日、メモリチップ大手の株価が上昇し続け、中国の独占禁止機関が行動に出たと伝えた。
米『ウォールストリートジャーナル』は5日、中国監督管理機関がメモリチップメーカーの米マイクロン・テクノロジー、サムスン電子、SKハイニックスの調査を開始したと報道。3社は、中国国家市場監督管理総局の役員が中国オフィスを訪問したと明かした。
またイギリスのロイター通信の4日の報道によると、韓国のサムスン電子は、中国国家市場監督管理総局の調査員が先週、中国の販売事務局を訪問したと明かした。
チップメーカーのマイクロンも6月1日、中国側の役員が販売事務局を訪問したことを明らかにした。『ウォールストリートジャーナル』は、調査員は韓国のSKハイニックスの中国事務所も訪問したと報道。サムスンの広報担当者は、中国監督管理機関に協力したと話したが、訪問の具体的理由については明かさなかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月7日