中国が設立を提案したアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、開業からまだ2年余りしか経過していない。AIIBの「友達の輪」は現在、設立当初の57カ国から86カ国に増えており、投資を行うインフラプロジェクトは26件、融資総額は45億ドル以上に達する。沿線国の建設の資金難を大幅に解消している。
発展途上国のプロジェクト融資、交通網改善、南南協力のみならず、一帯一路には中国の持続可能な開発目標、気候行動、多国間主義に関する公約が含まれる。
「行動は発言に勝る」は中国が尊ぶ考えであり、一帯一路が友人の輪を広げる自信は実務的な措置から得られている。これには中国と沿線国が中国の発展のチャンスを共有し、共同繁栄を実現するという初心が込められている。
現在は保護貿易主義の台頭などが、世界経済発展に多くの不確定要素をもたらしている。中国が提供する重要な国際公共財である一帯一路は、世界の互恵・ウィンウィンの発展に新たな可能性をもたらした。中国の持続的な改革の掘り下げも、一帯一路を通じ世界により多くのボーナスをもたらす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月16日