中国の電子商取引(EC)最大手、アリババグループは6月1日~20日、半期に一度のビッグセールイベント「天猫618」(Mid-year Shopping Festival)を開催した。同社がこのほど東京で発表したデータによると、越境ECにおける国別売上高ランキングで日本がトップとなった。
セール期間中の日本ブランドの売上高は前年に比べ80%増加、うち天猫国際(Tmall Global)における日本ブランドの売上高は225%もの大幅増となった。 中でも美容関連やベビー用品の人気が高く、化粧水の売上高は前年の8倍以上、おむつは2倍となった。
アリババが新しい小売業の形として打ち出した「ニューリテール戦略」のもと、今回のセールではオンラインに軸を据え、オンラインとオフラインの融合を実現。化粧品やデジタル機器、食品、アパレルなど大幅な売り上げ増加を達成した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月25日