上汽集団が発表した情報によると、フォルクスワーゲン(VW)グループは保有する上汽VW株の1%をアウディに譲渡した。これは中国の法律及び産業政策に照らし合わせれば、上汽VWがアウディ製品の生産・販売の資格を持つことを意味する。
アウディが上汽VWに1%出資することには、象徴的な意義がある。業界関係者によると、1%という比率の意義は、資金の規模にはない。これは上汽VWがアウディブランドのライセンスを獲得し、正式に協力パートナーになり、アウディ車を生産・販売できるようになったことを意味する。上汽集団、VWグループ及びその100%出資子会社のシュコダは2016年3月、チェコで覚書に署名していた。シュコダは象徴的に上汽VWに1%出資し、中国でSUV及び新エネ車の販売を急いだ。アウディの上汽VWへの出資も同じく、上汽とアウディの協力が正式に決定したことを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月27日