②金融市場の変動を恐れず、監督管理部門の能力を信じるべきで、改革の進行で市場メカニズムが資源配分の作用を発揮し、市場が変動するのは正常な現象となる。これまでに監督管理部門が様々な措置を講じて市場期待の安定を図ってきた。政府部門が金融市場安定において、成熟した手法を持ち、なおかつ効果のあることも証明されている。
③ファンダメンタルズをみると、中国経済は全体的に安定運営されており、外部ショックに直面しても政府は経済成長の安定を保つ手段と能力を持っている。これは、株式市場と為替市場運行の良好な基盤となる。
北京師範大学金融研究センター主任の鐘偉氏は、株式市場の短期的な変動が、資本市場の長期にわたる穏健な運行と健全な発展を害するものではないと指摘。投資家が株式市場の上下動を冷静に見守るべきで、過度に恐れる必要はないとしている。