「われわれと中国の協力において、中国企業をドバイに誘致するだけでなく、中国企業と一緒に業界の発展を図り、共にグローバル市場へ進出してる」。スライエム氏は、「上海金」先物契約商品と「DMCCコーヒーセンター」が、DMCCと中国企業が国際市場を開拓する良いきっかけとなり、将来的には茶葉、ダイヤモンド、農産品の取引でも同センターと中国企業が協力を深めていくとの見方を示している。
また、「一帯一路」構想に触れ、「『一帯一路』建設のペースが想定を上回り、全ての参与国にビジネスチャンスを創造している」と話し、2015年に中国とアラブ首長国連邦が共同で、規模100億米ドルに上る戦略協力投資基金を設立し、「一帯一路」建設の推進を大きく支えていると紹介した。アラブ首長国連邦と中国は、市場開放に取り組み、自由貿易を推進している。「一帯一路」構想の支えのもと、両国は手を携えて市場を開拓し、経済・貿易協力の新たなステージに踏み出す見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月19日