中国商務部の高峰報道官は19日の定例記者会見で、「世界貿易機関(WTO)は先ほど中国に対する7回目の貿易政策審査を行った。メンバーは、中国がWTO加盟国としての義務を真剣に履行し、高水準の開放措置を打ち出し続け、さらに貿易自由化を推進するモデルを打ち立てたと判断した」と述べた。
高氏は「今回の対中貿易政策審査は、WTOが加盟国を対象に行う定例の政策審査で、加盟国から高度に注目されていた。現場では70人のメンバーが発言し、WTOの審査の新記録を樹立した。圧倒的多数のメンバーが、中国の審査期間中の政策動向及び発展の成果を高評価し、かつ中国の多国間貿易体制における貢献とリーダーシップを称賛した。メンバーは、中国経済が安定成長しており、一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)イニシアチブを推進し、中国国際輸入博覧会を開催することで、メンバーの発展に幅広いチャンスをもたらすと判断した」と述べた。
情報によると、審査の議論の責任者、スイスWTO大使は「中国の積極的な参与がなければ、現在も多国間協力は実現されていなかった。WTOにとっては特にそうであり、中国のWTOへの支持は各国から称賛されている」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月23日