改革開放から40年に渡り、中国の工業は長期的に発展した。これに伴う大量の資源エネルギー消費は、生態環境の保護に大きな圧力をもたらした。今やグリーン化モデルチェンジに取り組む製造企業が増えている。設計や生産などの各サイクルにグリーンを注入し、「低燃費」「環境汚染減少」「資源節約」などを発展目標としている。
吉利控股集団の李書福董事長は「汚染対策の戦いに積極的に参与することは、企業の持続可能な発展にとって有利であり、国民経済全体の健全かつ安定的な発展にとっても、さらに多くの人々の福祉にとっても有利だ。汚染対策の戦いの自動車産業における最も顕著な例は、新エネ車の力強い発展の取り組みだ。グリーンな発展の理念を、生産の各サイクルに用いる」と述べた。
中国工業・情報化部のデータによると、2015−17年の全国の一定規模以上の工業企業の単位工業付加価値あたりのエネルギー消費量が約17%減少し、工業付加価値1万元あたりの水使用量が累計で約19%減少した。
専門家は「グリーン製造の推進は、科学技術力の高い、資源消費量の少ない、環境汚染の少ない産業構造と生産方法の構築を急ぎ、新たな動力を育成し発展させ、グリーンな成長を実現する必要がある」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月28日