「レンタル経済」が新人気ジャンルに 95後が中心

「レンタル経済」が新人気ジャンルに 95後が中心。

タグ:レンタル経済

発信時間:2018-07-28 10:58:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

レンタルした服を着る。レンタル携帯電話を使う。レンタルペットを飼う。目下、「レンタル族」が新たなトレンドになっている。レンタルといってもこれまでのような賃貸住宅やレンタカーにとどまらず、範囲がより広く拡大し、衣類、アクセサリー、カバンからデジタル製品、家電製品、子どものおもちゃまで、さらにはグリーンの鉢植え、可愛いペットなど、「万物がレンタル可能」な時代に突入した感がある。人民日報が伝えた。

「レンタル経済」の急速な発展は「インターネットプラス」の広範囲の応用によるところが大きく、借り手と貸し手と双方の情報伝達コストが引き下げられ、信用保証、決済、物流など各段階がスムースにつながった。「レンタル経済」は急速にネットの革新(イノベーション)・起業の人気分野になったが、一連の未解決の問題も横たわる。

▽「レンタル族」の中心は95後 実用性・コスパ・品質を重視

「レンタルおもちゃは新鮮だし地球にやさしい」。北京市海淀区の魏妍さんはこのように話す。「うちの子は大型の自動車模型が好きだが、家はこぢんまりした2LDKなので、買うと場所を取るし、飽きて中古品として売るのも面倒くさい。でもネットのレンタルならいろいろな点で便利」ということで、魏さんはおもちゃレンタルプラットフォームでシーズン会員になり、毎回大・中・小3種類のおもちゃをレンタルしている。大は大型のラジコンカー、中はレールタイプのおもちゃ、小はバスを借りることが多い。「このプラットフォームはおもちゃをちゃんと消毒している。衛生面で問題はない」という。

河南省鄭州市の大学院生・羅傑さんはタクシーに乗るよりも、混んだ地下鉄に乗るよりも、カーシェアリングを利用したいと考える。「普通のカーシェアリングなら1キロメートル1元(1元は約16.4円)、1分1角(1角は10分の1元)で、距離と時間を合算し、1回あたりの費用は3~5元ほどで、タクシーよりだいぶ安い。車は国産の新エネルギーの電気自動車(EV)が多く、大気汚染も少ない。大学の近くにカーシェアリングの営業スポットがあるので、出かける時にはカーシェアリングを選ぶようになった」という。

1  2  3  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで