米国が総額5000億ドル以上の中国製品に追加関税を発動すると脅迫していることについて、中国商務部の高峰報道官は26日「これは典型的な際限なく圧力をかけゆすり取ろうとするやり方で、中国側に何の効果もない。中国側は国の核心的利益と中国人の利益を断固守る」と表明した。
高氏は商務部が当日開いた定例記者会見で、次のように述べた。
我々は米国側の関連する発言に留意している。米国側は国内の政治日程の目論見から、世界経済回復の得難い良好な環境を損ね、全世界のバリューチェーンの企業と消費者の利益に影響を及ぼすことを顧みず、あちこちで貿易摩擦を引き起こしエスカレートさせている。この非理性的な言行は極めて無責任だ。
米国が中国を対象に301調査を発動してから、米国側は貿易摩擦をエスカレートさせる各種措置を停止しておらず、むしろ双方の交渉が膠着しているのは中国側の責任だと批判している。どちらが正しくどちらが間違っているかは、論じるまでもなく明白だ。