「CEIBSインサイト2018」第4回欧州フォーラムが17日、ドイツのミュンヘンで開催された。 「未来創出:中独デジタル経済新時代の共創」をテーマに、中国とドイツの企業が共にデジタル化へのモデル転換の道を探り、デジタル経済時代のもとでの協力と相互利益の関係構築をめざす。
今フォーラムは、上海市にある国際ビジネススクールの中欧国際工商学院(CEIBS)、在ドイツ中国商工会議所(CHKD)、国新国際投資有限公司の共催によるもので、両国の政財界の要人や有識者、企業トップら300人以上が出席した。
出席者らは、両国の企業はデジタル経済分野で強みを持っており、かつ強い相互補完関係にあるとの認識で一致。両国の企業は協力を強化し、各々がデジタル化へのモデル転換を進める中で優位性を発揮し、相互に利益を実現すべきだとの見方を示した。
中国最大のクラウドサービスプロバイダーで、アリババグループの傘下にあるアリババクラウド(阿里雲)のドイツ地域担当総経理、程戟氏は本紙の取材に対し、次のように述べた。