米国とEUが貿易障壁引き下げで合意も、前途は多難か

米国とEUが貿易障壁引き下げで合意も、前途は多難か。米国とEUは25日、協議を通じて貿易障壁を引き下げ、貿易摩擦を弱め、新たな関税の導入を一時停止することで合意した。しかし双方が今後の協議で、これらの目標を達成できるかについては未知数だ…

タグ:貿易 摩擦 投資 

発信時間:2018-07-27 16:29:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 米国とEUは25日、協議を通じて貿易障壁を引き下げ、貿易摩擦を弱め、新たな関税の導入を一時停止することで合意した。しかし双方が今後の協議で、これらの目標を達成できるかについては未知数だ。


 米国のトランプ大統領は同日、ホワイトハウスを訪れたEUのユンケル欧州委員長と、双方の経済・貿易問題について会談した。会談後には共同記者会見を開いた。


 トランプ氏は記者会見で「米国とEUは自動車以外の工業製品のすべての関税、非関税障壁及び補助金の撤廃という目標に向かい共に努力することで合意した。またサービス、化学、製薬、衣料品、大豆などの分野で障壁を減らし、貿易を拡大する」と述べた。


 トランプ氏は「米国とEUはさらにエネルギー面の戦略的協力を強化することで合意した。EUは米国から液化天然ガスの輸入を拡大し、エネルギー供給ルートの多元化を促進しようとしている。また双方は米国とEUの監督管理基準をめぐる対話により、監督管理の障壁を減らし貿易コストを下げることで合意した」と表明した。


 ユンケル氏は記者会見で「EUと米国の双方が協議を続ければ、双方は相手国の製品を対象とする追加関税の導入を一時停止し、かつすでに導入されている鉄鋼・アルミ製品の関税の見直しをする」と述べた。


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