中国鉄路総公司の発表によると、上半期の中国鉄道業界は引き続き運輸供給側構造改革を推進し、貨物輸送量増加行動、旅客輸送質向上計画、復興号ブランド戦略の3大措置の推進に取り組んだ。国家鉄道旅客・貨物輸送主要指標がいずれも前年同期比で大幅な向上を実現した。
貨物輸送量増加行動について、上半期の国家鉄道貨物輸送量は前年同期比7.5%増の15億4900万トンに達した。まず、大口貨物の輸送量が拡大の流れを固め続けた。国家鉄道石炭輸送量は11.4%増の8億2200万トン。次に、各種形式による連絡輸送の発展に力を入れた。コンテナ輸送量は44.5%増、商品自動車は28.2%増、コールドチェーン輸送は32.2%増。それから、国際定期貨物列車「中欧班列」の運行の質が向上を続けた。中欧班列の運行本数は69%増の2497本。また、社会の物流コストを削減した。5月1日より、鉄道輸送サービス付加価値税の税率が11%から10%に引き下げられた。
旅客輸送質向上計画について、上半期の国家鉄道旅客発送数は7.7%増の延べ15億9100万人。鉄道部門は今年に入り、2018年第1・2段階運行ダイヤ調整を実施し、旅客列車の発車構造、輸送力配置の市場化メカニズムの改善を続けた。