注目すべきは、各種為替業務が昨年の第4四半期末と比べ、大幅な成長を実現していることだ。うち主な為替取引手段であるスポット為替取引は、第1四半期末の1日平均取引額が282億7200万ポンドに達し、同四半期の為替取引全体規模の46.44%を占め、昨年の第4四半期末より21.4%増加した。2番目の規模を持つ先物取引は、第1四半期末の1日平均取引額が140億6300万ポンドで、昨年の第4四半期末より9.13%増となり、同四半期の為替取引全体規模の23.1%を占めた。第1四半期末のスワップ取引の1日平均取引額は昨年四半期末より12.81%増の107億9200万ポンド、オプション取引は6.85%増の73億3200万ポンド。
為替取引機関の分布を見ると、人民元預金を持つ機関の為替市場における活性度は大幅に上昇し、人民元為替取引の主力となった。データによると、人民元預金を持つ民間企業の1日平均為替取引額は141億3800万ポンド、非民間企業は191億4500万ポンドで、全体的に昨年第4四半期末より11.9%増となった。人民元預金を持たない機関は19.1%増の275億9100万ポンド。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月11日