ストップがかかっていた都市レール交通建設計画の審査・批准が、1年ぶりに再開された。
吉林省発展改革委員会(発改委)が発表した情報によると、国家発改委は主任弁公会議を開き、吉林省長春市第3期都市レール交通建設計画を審議し、可決した。これは国家発改委が昨年8月に停止した、都市レール交通建設計画の審査・批准が再開されたことを意味する。
また毎日経済新聞の調べによると、武漢市を含む各地が、レール交通建設計画の審査・批准の申請を行っている。襄陽市、恵州市などの各市も、都市レール交通建設計画案の策定を積極的に推進している。都市レール交通建設が急ピッチで進められようとしている。
インフラ投資拡大のシグナル
記者の調べによると、上半期のインフラ投資の伸び率が大幅に低下したことを受け、各地は下半期の取り組み強化を計画し、重点プロジェクトの投資計画を相次いで打ち出している。
また中国工程機械工業協会掘削機械分会による業界統計データによると、今年1−7月に統計対象となった建機製造メーカー25社による各種掘削機械販売台数は、前年同期比58.7%増の13万1246台に達した。専門家は毎日経済新聞に対して、「掘削機械の販売急増は、インフラ投資の加速の影響をある程度受けている。各地の最近の意思表示を見ると、下半期の投資拡大のシグナルが明瞭だ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月14日