第1回中国国際スマート産業博覧会(以下「同博覧会」)が23日に重慶市で開幕し、人工知能(AI)が再び各界の注目の焦点になった。経済参考報が同博覧会から得た情報によると、中国のAI市場規模の年平均成長率は40%以上だが、投資の23.4%が商業・小売分野、18.3%が自動運転に向けられており、製造業関連のAIへの投資は1%に満たない。
中国はAI産業発展の政策を整える。今年の主要任務は、AIと実体経済の深い融合の促進で、近日中にその指導意見を策定・発表する予定だ。AIと製造業の深い融合がそのうち最も重要になる。インフラ整備を加速し、AI重大科学技術プロジェクトを実施し、高水準AI革新基地と開放的な場を建設し、一連の有力産業クラスタを構築する。
中国のAIは急成長している。同博覧会で発表された情報によると、中国のAI市場規模の年平均成長率は40%以上にのぼる。先ほど発表された「中国AI発展報告書2018」によると、昨年の中国AI市場規模は前年比67%増の237億元にのぼり、2018年の成長率は75%に達する見通しだ。