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「一帯一路」、全体的な手配が完了 習主席。
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中共中央政治局常務委員会委員、国務院副総理、「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード）建設推進活動指導チーム長の韓正氏が主宰する「一帯一路」建設推進活動5周年座談会が27日、北京の人民大会堂で開かれた。中共中央総書記、国家主席、中央軍事委員会主席の習近平氏が座談会に出席した。
座談会では、全国政治協商会議副主席、国家発展改革委員会主任の何立峰氏、国務委員、外交部長の王毅氏、上海市長の応勇氏、浙江省委員会書記の車俊氏、重慶市長の唐良智、四川省長の尹力氏、招商局集団有限公司董事長の李建紅氏、浙江吉利控股集団有限公司董事長の李書福氏、中国マクロ経済研究院研究員の史育竜氏が発言した。彼らは一帯一路建設推進活動の実情を紹介し、意見を出し提案を行った。習主席は出席者の発言を聞き、重要談話を発表した。その要旨は下記の通り。
我々が2013年秋に一帯一路の共同建設を提案すると、多くの国から意欲的な反応が得られた。一帯一路の共同建設は、わが国が世界の開放をめぐる協力に参与し、世界経済ガバナンスを改善し、世界の共同繁栄・発展を促進し、人類運命共同体の共同建設を推進するという中国のプランになろうとしている。5年間に渡り、一帯一路の共同建設はわが国の貿易・投資の自由化と円滑化の水準を大幅に高めた。中国の開放空間を沿岸部や川沿いから、内陸部や辺境まで拡大し、陸海・内外連動、東西双方向の相互扶助という開放の新たな構造を形成した。我々と一帯一路関連国の貨物貿易額は累計5兆ドルを突破している。対外直接投資は600億ドル以上で、現地で20万人以上の雇用を創出した。わが国の対外投資は、世界の対外直接投資の成長をけん引する重要なエンジンになっている。
この数年に渡り一帯一路の共同建設は全体的な手配を終え、「写意」を描いた。今後は重点に焦点を絞り、細かく念入りに手を入れ、繊細で丁寧な「毛描き」を共に作り上げなければならない。プロジェクト建設に取り組み、活動のメカニズムを構築し、関連サポートを強化し、プロジェクトの積極的な進展を全力で推進する。相手が必要としているものを援助し、現地の一般人に利益をもたらす国民生活プロジェクトの実施に注意する。市場開拓に取り組み、より多くの貿易促進プラットフォームを構築し、実力ある企業に沿線諸国の投資協力を促し、越境ECなどの貿易新業態・新モデルを発展させ、貿易バランスを重視する。金融保障に取り組み、金融で一帯一路の共同建設を支援する政策体系の形成を加速し、人民元国際化を秩序正しく推進する。沿線諸国のインフラ、資源開発などのプロジェクトに民間資本を導き、海外進出企業に外貨資金の支持を提供する。教育、科学技術、文化、スポーツ、観光、衛生、考古などの分野の交流の力強い展開を促し、一帯一路の共同建設をめぐり実りある国民生活援助を展開する。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年8月28日
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