経済 > 5Gシステムが年末にもプレコマーシャル、18都市が競争を展開
5Gシステムが年末にもプレコマーシャル、18都市が競争を展開。
タグ：5Gシステム プレコマーシャル
5G技術標準が今夏、示された。世界の通信キャリアは直ちに5Gの準備を開始し、事業展開の全面的な競争が始まった。この加速を受け、中国の通信キャリアも「駆け足」になっている。3大通信キャリアの5G試行が次々と始まり、地方政府も新制度を打ち出し、5Gのボーナスを争奪しようとしている。
プレコマーシャルが目前に
先ほど開かれた「5Gと未来のネットワークハイエンドフォーラム」において、IMT-2020（5G）の王志勤副チーム長が、中国5G技術研究・試験第3段階の第2陣となる仕様を発表した。
王氏は「5Gの国際標準が発表されたため、産業全体がスパートの段階に入っている。産業の発展は、重要な段階に入った」と述べた。情報によると、5G推進チームには10以上の作業グループがある。そのうち5G試験チームは5Gの技術試験を実施する。国内外の主要企業が現在、この試験に参加している。
中国の5G技術試験は早い段階で始まっており、試験全体は次の2つの段階に分かれる。第1段階は2016−18年で、すでにその第3段階の重要な時期に入り、システム・ネットワーク構築の検証を重点的に展開している。年末にも5Gの大規模な試験を実施する予定だ。この部分の作業は通信キャリアが主体となり、国内のより多くの都市で5Gの大規模ネットワークの計画及び試験が展開される。8月末には各企業が非独立ネットワーク構築の屋内外の試験を完了している。年末までに独立ネットワーク構築の全体的な試験作業が完了する見通しだ。
王氏は「年末にもシステム・設備がプレコマーシャルの水準に達する。しかし5G商用化の最も重要になる、端末の時間は短い。多くのチップ企業は現在、来年の上半期に商用化チップを発売する予定で、携帯端末も開発と調整にさらなる時間が必要だ」と述べた。
 |
|
 |
一覧同コラムの最新記事
