中国アフリカ協力フォーラム北京サミットがまもなく北京で開催される予定で、中国・アフリカの観光産業への注目度がますます高まっている。携程旅行網がこのほど発表した今年上半期の中国人観光客のアフリカ観光のデータ報告によると、今年1〜7月にアフリカを訪れた中国人観光客は前年同期比70%以上増加し、アフリカは今年、中国人観光客の受け入れ人数の増加率が最も高い大陸の一つになる見込みだ。「北京日報」が伝えた。
2017年に携程プラットフォームでアフリカの団体ツアー、フリーツアー、オーダーメイド旅行、現地オプションなどの旅行商品を申し込んだ人は、16年に比べて60%近く増加した。新たに査証(ビザ)が免除になった国、アライバルビザ実施国が中国人観光客の新しい選択肢になり、「思い立ったが吉日」のすぐに行ける国がどんどん増えている。
携程の海外旅行部門責任者は、「16年6月に北アフリカのモロッコが中国国民を対象にビザ免除政策を打ち出すと、同国を訪れる中国人観光客が急増した。モロッコ政府観光局中国代表処がまとめた統計では、17年に同国を訪問した中国人観光客はのべ12万人に迫り、今年は1〜5月だけですでにのべ10万人を超えたという。他のアフリカ諸国も中国人観光客にとって非常に便利なビザ政策を打ち出しており、たとえばエジプトとタンザニアへの旅行ではアライバルビザを利用でき、ケニアではオンラインで電子ビザを申請でき、チュニジアではビザが免除される」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年8月31日