中国家電企業が欧州で飛躍 5年ほどで本当のトップブランドに

中国家電企業が欧州で飛躍 5年ほどで本当のトップブランドに。

タグ:世界トップ企業

発信時間:2018-09-03 14:55:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る



 IFA展2018(ベルリン国際コンシューマ・エレクトロニクス展)が8月31日に開幕した。IFA展のメイン会場の入り口に8つの広告スペースがあり、うち6つを華為(ファーウェイ)、ハイアール、長虹、レノボ、美的が占めている。別の会場の入り口はTCLのネイマールを起用した広告が占め、海信も大型露天広告を出している。


 中国企業が勢いを見せている。IFA展に8回目の参加となるTCL集団の会長兼CEOの李東生氏は、「中国企業とブランドが全体的に台頭している。始めは臨時会場だったが、現在はメイン会場に入り、ブース面積も拡大している。中国が強大化し、中国の家電企業の強大化を支えている」と話した。


市場の流れに逆行して成長


 2018年上半期、TCL、ハイアール、海信などの中国企業の欧州市場売上高は大幅に増加した。TCLの上半期の欧州売上高は約70%増加し、ハイアールも約30%増加、海信の18年1~7月の欧州市場における自主ブランドテレビ販売台数は前年同期比47.3%増加した。しかし、これは基数が低いことと関係している。


 また、多くの中国企業が外資ブランドを買収したことも企業の海外業務発展を後押しした。


 美的国際の趙文心社長によると、同社は欧州市場で「ダブルブランド」を実行。同社は2年前に東芝の白物家電業務を買収し、東芝家電業務は欧州市場でバリューブランドと位置付けられ、美的ブランドとともに勢いがある。


本当のトップブランドになるにはまだ時間かかる

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