中国企業連合会、中国企業家協会は2日、17年連続で「中国企業トップ500社」ランキング及び報告書を発表した。国家電網、中国石化、中国石油がトップ3をキープした。
同ランキング入選のハードルが初めて300億元の大台を突破し、16年連続で増額となった。企業の売上が初めて70兆元の大台を突破し、71兆1700億元に達した。売上の増加率は前年より3.56ポイント高い11.20%となり、2桁台の成長率を取り戻した。
「1000億クラブ」が拡大、各指標が好調
同ランキングは売上が新たな段階に上がり、入選のハードルが大幅に上がり、資産規模も拡張している。「1000億クラブ」の企業数が急増中で、売上が1000億元以上の企業数は前年の157社から15社増の172社に達した。増加数は近年の最高水準となった。
トップ500社は大規模の拡大と同時に利益も増加
純利益が急増している。今年のトップ500社の純利益は前年比13.28%増で、伸び率が3年連続で低下する流れを覆し、2013年以来の高水準を記録した。
3大利益率が全面的に上昇した。今年のトップ500社の資産利益率は、前年比0.07ポイント増の1.17%に達した。売上利益率は0.08ポイント増の4.50%。最も重要な純資産利益率は0.14ポイント増の9.34%で、2012年以降で初めて増加に転じ、5年連続低下の流れを覆した。