中国の王者栄耀国際版(AoV)代表チームが中国台北チームを撃破し、画面中央に勝利を表す「VICTORY」の文字が出た瞬間、監督は興奮してステージに上がり、チームメンバーらと抱き合った。8月26日、2018ジャカルタ・アジア競技大会のeスポーツ競技で、中国チームは2:0で中国台北チームに勝利し、同大会のeスポーツ競技初の金メダルを獲得した。
この瞬間、チームメンバーらは首に書けられた金メダルにキスをした。過去と異なり、「国家代表チーム」として初出場したこのチームは平均年齢20代前半の若者で結成されている。彼らは中国を代表してアジア競技大会のeスポーツ競技に初出場した。
eスポーツは以前は正業ではない、不必要な遊びと誤解されていたが、現在はアジア競技大会の種目になり、今後は正式種目として注目されるとみられる。これに対し、eスポーツ業界関係者は、アジア競技大会はeスポーツに大きな影響を与えると興奮している。機関がまとめたデータによると、1000億規模のeスポーツ市場にはまだ大きな発展余地がある。
選手:eスポーツの名誉あるものにしたい
メンバーの「老帥」選手は、2018年にeスポーツの選手としてアジア競技大会に出場できるとは予想もしていなかった。 5月14日、アジア競技大会理事会は『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』、『王者栄耀国際版(AoV)』、『クラッシュ・ロワイヤル』を含む6つのゲームを2018年ジャカルタ・アジア競技大会のeスポーツ種目にすることを発表した。計画によると、4年後の杭州アジア競技大会ではeスポーツが正式種目になる。