易観(Analysys)がまとめたデータによると、2017年の中国のeスポーツ市場規模は908億元に達し、うちモバイルeスポーツ市場は53.74%を占める。2018年の市場規模は1000億元の大台を突破し1121億元に達し、19年には1300億元に達する見通し。モバイルeスポーツが効果をもたらし、中国のeスポーツユーザーは2017年に3億7000万人に、19年に4億5000億人に達すると予想される。
郭凌氏は、アジア競技大会の種目になったことで、多くの伝統的業種がeスポーツに注目し、発展を自然と後押しし、市場規模を拡大させるだろうと分析する。
大学にもeスポーツ科が設置された。2017年8月、『eスポーツ解説概論』が国内で初めてeスポーツ科の教材になり、eスポーツが大学の専門になり再び注目を集めた。『eスポーツ解説概論』の編集長で四川大学芸術学院演出科副主任の張越舟氏は以前、「eスポーツ科に対する偏見が存在し、この教材の編纂にも異議があったが、新しいものが疑問視されるのは仕方のないこと」と話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月2日