「『記録的』が2018年の中国映画市場のキーワードとなり、多くの質の高い作品が続々と生まれ始めている。今年の夏休み映画の興行収入増加は中国映画が全体的に好調だったためで、『我不是薬神(Dying to Survive)』『西虹市首富(
Hello Mr. Billionaire)』『一出好戯(The Island)』などの爆発的ヒット作が高い興行成績に貢献した」と、中国映画家協会の饒曙光・秘書長は語った。
専門家は、「中国映画市場の安定成長は大衆の映画消費に対する旺盛な需要を示す」と指摘。昨年ヒットした『戦狼2(Wolf Warriors Ⅱ)』から今年話題の『我不是薬神(Dying to Survive)』まで、優れた映画が上映されると相次いで興行成績が塗り替えられたことから、人々がお金を払って良質な文化コンテンツを見たがっていることがわかるとしている。
同時に、劇場建設の持続的増加もある側面から大衆の映画に対する強いニーズを反映している。統計によると、2017年は全国49のシネマチェーンが合計1435の映画館を新たに建設し、劇場数は合計9446館に達した。スクリーン数は9597スクリーンが新設され、合計で50776スクリーンと世界一だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月13日