2009年に始まったASEAN諸国首脳と中国企業CEOの円卓対話会はすでに10回目となったが、中国企業のベトナム・インドネシア・マレーシアなどASEAN諸国での大型協力プロジェクトの契約を後押しし、契約額は累計で480億米ドルを超えた。
9月11日、第15回中国ASEANビジネス・投資サミットの枠内でカンボジアのフン・セン首相と中国企業CEOの円卓対話会が南寧市で開かれた。今回の対話会は「中国カンボジア経済貿易協力、共同的発展の実現」をテーマに、金融・電力・産業団地・プロジェクト契約・通信などの分野で80億米ドル超のプロジェクト協力を目指す。
カンボジア首脳と中国企業CEOの円卓対話会のほかにも、今回のサミットは中国ASEAN経済界の交流協力を推進する方針で、第1回「一帯一路」新経済発展フォーラム・中国ASEAN経済界リーダーフォーラム・第1回「一帯一路」青年リーダーフォーラム・中国ASEAN商事法務協力シンポジウム・中国ASEANクロスボーダー電子商取引発展フォーラムなどの重要イベントが開催された。これらは双方のビジネス界のイノベーション分野での協力強化への意欲を反映しており、企業の経済貿易投資・インフラ相互接続・生産能力などでの全方位的な協力をサポートし、中国ASEAN自由貿易区のアップグレード版がより多くの成果を挙げ、双方の企業と人々に恩恵をもたらすよう後押しする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月14日