中国の「ブルーエコノミー」開発全面的に加速 海洋経済が新たな成長分野に

中国の「ブルーエコノミー」開発全面的に加速 海洋経済が新たな成長分野に。

タグ:中国海洋経済

発信時間:2018-09-17 16:37:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 写真は広西チワン族自治区欽州市の景勝地、龍門港七十二涇にある牡蠣の養殖場。新華社撮影。


 4Dデジタル技術でシミュレーションしたデジタル海洋・深海で建設した竜宮城・毎秒1000兆回の浮動小数点演算を行えるスーパーコンピューターなどの海洋先端技術が「2018東アジア海洋サミットフォーラム」で発表され、中国の海洋開発が活発に行われていることが明らかになった。


 デジタル海洋・透明海洋など新興技術の発展を背景に、中国の海洋産業は伝統産業から科学技術の潜在力・遠洋の資源・業態革新の未来を有する革新的産業に転換しつつある。


 このほど開催された「2018東アジア海洋サミットフォーラム」で、中国国家深海基地管理センターの于洪軍・主任は、「同センターはすでに有人潜水艇『龍神』号・ケーブル付無人潜水機『海龍二号』・無人潜水機『潜龍一号』など一連の水中輸送機器を開発しており、科学者の深海探査をサポートしている」と述べた。


  中国の海洋テクノロジーの進歩に伴い、波が逆巻く大海は無限の潜在力を秘めた資源の宝庫となった。国家海洋局が発表した「2017年中国海洋経済統計官報」によると、2017年の中国海洋生産高は前年比6.9%増の7兆7611億元で、対GDP比は9.4%だった。


  国家海洋局戦略計画・経済司の張占海・司長は、「2017年の海洋経済の発展は、安定の中で改善に向かい、構造調整が深化した」と総括した。うち、漁業など海洋第一次産業の付加価値は3600億元、海洋石油工業など海洋第二次産業の付加価値は3兆92億元、海洋交通運輸業など海洋第三次産業の付加価値は4兆3919億元で、海洋生産高全体に占める比率はそれぞれ4.6%、38.8%、56.6%だった。

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