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中米経済関係の終了、非現実的で有害。
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国務委員兼外交部長の王毅氏は現地時間24日にニューヨークにて、米中関係全国委員会、米中貿易全国委員会の責任者と会談し、中米関係や中米経済・貿易協力などの問題について深く意見交換した。王氏は次のように述べた。
このほど米国の対中政策の消極的な面が目に見えて台頭している。一部の勢力は経済・貿易・安全などの分野で頻繁に中国を故なく批判し、人為的に対立ムードを作り、両国関係の雰囲気を損ねている。このような手法は事実に合致せず、極めて無責任だ。これを放置すれば、中米関係が40年に渡り手にした成果が失われる。これは中米両国にとって、そして全世界にとっても不利だ。中国側は終始、中米間のいかなる問題も平等かつ率直的な対話を通じ、解決策を見いだすことが完全に可能だと主張している。
中米経済はすでに高度に融合しており、両国の経済・貿易協力は双方の業界と消費者に大きな利益をもたらしている。現在、中米間の経済関係を断ち切ると主張する声があるが、これは非現実的であり有害だ。中国は最大の成長中の市場、米国は最大の成熟した市場だ。中国市場は事実上、米国のすべての家庭の生計と密接に関わっている。双方が積極的に協力できれば、米国経済は中国市場から持久的な活力を手にし、中国も米国市場を通じ自身の発展を促すことができる。
中国は貿易黒字を求めるつもりはなく、協議を通じ貿易不均衡の問題を解決しようとしている。ただし対話は平等と信頼を基礎としなければならず、脅迫と圧力のもと行われることはない。米国側は新たな対話の前により大規模な、一方的な関税上乗せを開始した。これは問題解決の誠意がないことを証明するだけだ。
米中関係全国委員会と米中貿易全国委員会の関係者が、中米協力を推進するため長期的に努力してきたことに感謝する。中米関係の健全的な発展と、中米の互恵・ウィンウィンの協力に向け、積極的な力を発揮することを願う。
米中関係全国委員会、米中貿易全国委員会の責任者は、次のように述べた。
良好な米中関係は、双方の根本的な利益に合致する。この40年に渡り、米中双方は両国関係と両国の協力から多くの利益を得てきた。圧倒的多数の米国のビジネス界関係者は、関税上乗せにより現在直面している問題を解消することに賛成しておらず、相手を敵対勢力と位置づけようとする言行に至っては間違いだ。米中双方は現在、対話を強化し相互信頼を促進し、協議を通じ二国間関係の発展に存在する問題を解消する必要がある。長期的に見ると、双方は貿易などの具体的な問題を乗り越え、両国関係の長期的な発展に向け戦略的な意思疎通をするべきだ。
米中経済・貿易協力は長期的に、二国間関係の安定的な力となっている。米国のビジネス界は常に、米中関係の確かな支持者だ。米国のビジネス界はより実務的な対話を通じ、双方の投資協定の締結など建設的な手段により、両国の経済・貿易関係における構造的な問題を解消することを心から願っている。米中関係全国委員会、米中貿易全国委員会は引き続き自らの力を影響力を発揮し、米中関係が正しい軌道上で持続的に発展するよう促していきたい。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年9月26日
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