文字 経済 > 

発信時間：2018-09-27 15:38:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　米CNNは25日、「中国で勝利を収めようとするグローバルブランド、ポーズだけでは不十分」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。

　消費者の絶えず変化する嗜好、中国からの新たな競合他社の挑戦により、米国と欧州の企業は新たな戦略を講じている。彼らは引き続き世界2位の経済国で、ビジネスの成功を収めようとしている。

　スターバックスやアップルなどの国際的な大ブランドがより厳しい課題に直面しているが、これは貿易戦争とは直接関連しないかもしれない。深い原因は、新たな競争構造の構築、中産階級の富の蓄積にある。コンサルティング会社、チャイナマーケットリサーチグループのアナリストであるベンジャミン・カーヴェンデル氏は、「国際ブランドはポーズだけでは効果を発揮できなくなった」と話す。

　コカ・コーラ社はこの新たな現実への適応を迫られた、トップクラスの企業の一つだ。同社は中国の消費モデルに、大きな変化が生じていることに気づいている。コカ・コーラは現在、約275のブランドを展開している。これには普通のコーラから異国情緒漂うさまざまな新しい飲料が含まれ、その多くが中国人消費者のために作られたものだ。スターバックスは中国人消費者の習慣の変化を理解しなかったことで、犠牲を払った。同社の今年6月の業績報告書によると、中国での成長率が急落した。その一部の原因は、現地の競合他社による攻勢だ。カーヴェンデル氏は「中国人消費者はフードデリバリーアプリで、食品や飲料を買うようになった。スターバックスは技術の運用が常に遅く、利用客は列に並び待つのを嫌うようになった」と分析する。

 

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る