2018国際デジタル経済博覧会が20日、石家荘で開幕した。出席者が会場のロボット製品と交流した。
サービスロボットは中国で新興産業となっている。中国の多くの高齢者が、さまざまな能力(部屋の掃除や付き添いなど)を持つロボットを必要としているからだ。25日付シンガポール紙『ザ・ストレーツ・タイムズ』が伝えた。
重慶市で開かれた中国国際スマート産業博覧会で、人々が馮竹林さん(音訳)の展示ブースの周りに集まり、彼女が手にしている球状の物体を一目見ようと首を伸ばしていた。
これは「智伴」と呼ばれるロボットだ。人々はすぐに、このボールサイズのロボットに質問をした。
馮さんは「智伴とは知識を持つパートナーという意味で、歌をうたい、英語で子供と簡単な対話をし、両親から送られてきたショートメールを読むことなどができる」と回答した。
馮さんはこの価格が800元のロボットについて、「今や忙しくて子供の世話ができない親が多く、そのためこれを一種の投資と考えている。今後はこのようなロボットが増えるだろう。これが未来だ」と話した。
「智伴」のようなサービスロボットは、中国で新興産業となっている。中国の多くの高齢者が、さまざまな能力(部屋の掃除や付き添いなど)を持つロボットを必要としているからだ。
ロボットはサービスロボット、特殊ロボット、産業用ロボットの3種に分かれる。特殊ロボットとは災害救助、爆発物処理などの特殊任務に用いられるロボットのことだ。