ロイター通信中国語サイトが伝えたところによると、トヨタ自動車は10月5日、ハイブリッドシステムの不具合によりエンジンが停止する恐れがあるとし、国内外のハイブリッドカー243万台のリコール(回収・無料修理)を実施すると発表した。
報道によると、リコール対象は2008年10月から2014年11月に生産されたプリウスとオーリス。
日本で販売された約125万台、北米83万台、欧州29万台に影響が及ぶ。そのほか、中国、アフリカ、オセアニアなどで販売された商品にも及ぶという。
トヨタは、ハイブリッドシステムに不具合が生じた際、「まれな状況」においてフェールセーフモードに移行できず、エンジンが停止する場合もあると明かした。どう問題による事故は国内で発生していない。
トヨタは9月5日にもハイブリッドモデルのプリウスのエンジンルームの中の電気配線に不具合があるとして日本、北米、欧州などで販売した約103万台をリコールすると発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月8日