調査会社Counterpointが19日に発表した2018年世界スマホブランド利益分布状況報告書によると、第2四半期の世界スマホ利益は前年比4%増となった。うち中国のスマホブランドの利益は累計で初めて20億ドルを突破し、世界スマホ総利益の5分の1弱に達した。
中国ブランドのフラグシップ機が好調で、特にOPPOの「Find X」、vivoの「NEX」、ファーウェイの「P20 Pro」など、価格も徐々に上がっている。中国携帯ブランド利益ランキングは、ファーウェイ(8%)、OPPO(5%)、vivo(4%)、シャオミ(3%)。今年第2四半期に利益の伸び率が高かったのはシャオミ(747%)、ファーウェイ(107%)、vivo(24%)、OPPO(23%)。
販売台数を見ると、ファーウェイの本四半期の販売台数は5420万台で、全体の15.2%を占めた。歴史的な飛躍によりアップルを抜き、世界携帯電話販売台数で初めて2位につけた。OPPOは2940万台で8.6%。シャオミは一時低迷したが、インド市場で好調で、再び世界5位に戻った。本四半期の販売台数は3190万台で、9.3%を占めた。
アップルは第2四半期の携帯電話販売台数が4130万台で、全体の12.1%を占めるに留まったが、利益では首位をキープしている。第2四半期の利益は世界全体の62%を占めた。Counterpointによると、アップルはiPhone Xにより、第2四半期に携帯電話の平均価格を大幅に引き上げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月6日