パキスタンの輸出品は種類が豊富だ。うちマンゴー、オレンジ、米、革製品、油種子、ナッツ類、淡水魚などには独自の品種がある。イスラマバード国際事業委員会の責任者は、新華社の記者に対して「中国国際輸入博覧会はパキスタンの商品に新たなチャンスをもたらす。中国の取り組みは、パキスタンをより開放的な市場や国際貿易とつなげており、パキスタンの経済・金融状況の改善をさらに促している」と話した。
注目すべきは、中国とアジア太平洋地域の商品流通モデルにも革新が見られることだ。「スマート下請け」「スマート輸入」など、一部の新しい協力モデルと革新的な方法が中国国際輸入博覧会でお披露目される。
初の中国国際輸入博覧会の出展企業であるベトナムのFPTソフトウェアは昨年、上海で支社を設立した。支社の陳越玲総経理は「ベトナムは中国よりも人件費が安い。当社のソフト事業はベトナムのソフトエンジニアが担当している」と述べた。
陳氏は「中国は情報技術やECなどの分野で世界トップの地位を占めている。巨大な国内市場を持ち、産業・販売センターも世界に展開している。中国市場に進出した初年、当社は第1陣となる長期的な取引先を見つけた。中国市場の限りなきチャンスにより、当社の将来は明るい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月22日