中国商務部が25日に開いた定例記者会見において、高峰報道官は「商務部は『外国投資法』の立法手続きの推進を加速する。投資自由化・利便化水準を絶えず高め、外資政策の安定・公平・透明・予測可能を維持し、中国に進出した外資系企業の合法的な権益をより良く保護する。外資系企業により便利なサービスを提供し、海外投資家の投資の自信を絶えず強化する」と述べた。
中国の外資導入は今年第1−3四半期に安定増を維持し、新設された外資系企業数は増加率が高かった。これは中国の外資投資分野商事制度改革に大きな成果があり、投資利便化水準が向上し、市場主体の活力がさらに引き出されたことを反映している。また各国の投資家が依然として中国発展の将来性に期待しており、中国への投資を拡大し続けており、中国のさらなる開放拡大に自信を深めていることを十分に示している。
国連貿易開発会議の最新の「世界投資トレンド観測報告書」によると、今年上半期の世界の対外直接投資は前年同期比41%減で、10年ぶりの低い水準となった。中国は世界最大の対外直接投資導入国になった。