現在、支付宝の顔認証決済はスーパー、コンビニ、薬局などの実店舗に広く導入され、全国100都市以上の100万人超の消費者が便利な顔認証決済を利用している。支付宝の推進、iOSとアンドロイドでの顔認証支持により、顔認証決済はオンライン・オフラインで普及している。近い将来、パスワードは必要なくなり、携帯電話などの設備も使わずにスピーディかつスムーズに決済できるようになるとみられる。
指紋認証や顔認証などの生体認証決済はモバイル決済のハードルを大幅に引き下げた。2017年と比べて、指紋認証または顔認証で決済する高齢者は20%増加し、高齢者も気軽にオンライン・オフラインで買い物できるようになった。高齢者はパスワードの入力を間違えたり、忘れることが多く、指紋や顔認証で決済できれば非常に便利である。
生体認証決済のほか、今年の「ダブル11」ではブロックチェーンという新技術も初めて大々的に応用された。ブロックチェーン技術にはデータの透明化、改ざん不可、充分なシェアという特徴があり、追跡することができ、商品の唯一の「身分証」となり、追跡と情報虚偽防止を可能にする。天猫国際モールのダイヤモンド、粉ミルク、健康食品など100の国と地域の商品1億5000点、および五常米や茅台などの高級酒、平武蜂蜜などがブロックチェーン追跡技術を採用し、消費者に商品保証を提供した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月13日