香港メディアによると、中国本土からの海外旅行者が米国を上回り、世界最大になったことが調査で分かった。参考消息網が11月15日に伝えた。
香港紙『南華早報』ウェブ版の11日の報道によると、この報告はロンドンで開かれたワールド・トラベルマーケットで発表された。報告は、2030年までに中国人海外旅行者は延べ2億6000万人に達すると予想。この数字は1億5900万人で2位につける米国をはるかに上回る。3位はドイツで1億3860万人。
現在1位の米国の今年の海外旅行者は延べ1億5000万人に達し、2位のドイツは1億1000億人になる見通し。
公式データによると、中国本土出入国管理部門が2017年に発行したパスポートは1億3300万部で、香港・マカオ旅行者は延べ4600万人を突破した。
マッカーチャー氏は、中国本土からの海外旅行者は過去3~4年安定を維持しているが、中国経済の急成長維持が予想され、パスポートを申請する中国人は増えると見ている。