中国消費者のショッピング観が変化 モノから楽しさへ

中国消費者のショッピング観が変化 モノから楽しさへ。

タグ:中国消費

発信時間:2018-11-15 17:26:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

博覧会のすぐあとの「ダブル11」にもこうした流れがみられた。開始から20分間で、スマート医療機器分野のアボット社製血糖測定器は取引額が同200%増加した。可復美社の医療用フェイスマスクの取引額は同1000%も増加した。阿里健康のデータでは、開始1時間4分で、人間ドック、美容医療、オーラルケアを含む医療関連サービスの取引額が、昨年の「ダブル11」当日全体の取引額を上回ったという。

商品からサービスへ、「安さ重視」から品質重視へ、「高いもの」から「ふさわしいもの」へ、消費者のショッピング観はこの10年間に大きく変化し、「必要だから」、「買い物を楽しみたいから」、「買い物が喜びだから」が消費を駆動するより重要な要因になった。

上海ショッピングの「超定番」とされる、南京東路にあるデパート・第一百貨商業中心は、497日間に及ぶリニューアルを経て、11月13日にオープンした。吹き抜けのフロア、空中連絡通路、超大型のガラス屋根を擁する建物の中に、ここにしかないアディダス・アジア太平洋ブランドセンター、楽刻Plusのネットで予約できるフィットネスクラブ、上海の老舗石けんメーカーDIYの「石けん作り工房」があり、「愛しの上海・暮らしの記憶」をテーマにした文化展示イベントも開催された。

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