『参考消息網』が11月26日にスペインメディアの記事を引用して伝えたところによると、中国は10年後に経済成長寄与度が最大の国になる見通し。
スペインの『El Economista』ウェブ版の11月24日の記事によると、フランスのナティクシスはレポートを発表し、2015~25年の中国の世界経済成長への貢献は9兆4000億ドルで、寄与度は米国の2倍以上の21%になると予想した。米国の世界経済成長への貢献は4兆6000億ドル、寄与度は10%。同研究はナティクシスのアジア太平洋地域上席エコノミストのアリシア・ガルシア・フェレロ氏が中心となってまとめたもの。
記事によると、米国は世界経済成長への貢献最大国という地位を失うだけでなく、3位に後退する。中国に続くインドの貢献は8兆3000億ドルで、寄与度は18%。EUは4位で2兆7000億ドルの貢献、寄与度は6%。日本はインドネシア、フィリピン、韓国、ドイツなどの国に追い抜かれるという。