イギリスメディアによると、パプアニューギニア公共企業・国家投資省のウィリアム・ドゥーマ大臣は26日、同国は世界通信設備最大手の中国企業華為(ファーウエイ)技術有限公司とのインターネットインフラ建設をめぐる取決めの実行を堅持し、西側企業からの建設請負提案を拒否すると述べた。
ロイター通信は26日、パプアニューギニアのウィリアム・ドゥーマ大臣の意思表明は、パプアニューギニアに華為との契約を破棄するよう働きかけてきたオーストラリア、日本、米国の関連企業にとってダメージになるとした。一部の西側諸国は近頃、中国の太平洋地区における影響を極力抑えようとしていると指摘。
ドゥーマ氏はポートモレスビーでロイター通信の電話取材に応じ、「結んだ契約を実行していく」と明かし、「これは尊重と誠意に関わり、契約を交わしたからにはその通り実行する必要がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月28日