スペイン・リオハ産のワインは重要な中国市場の扉を開こうとしている。リオハワイン輸出業者は、中国の新たな消費者のワイン鑑賞水準の向上を感じ、大きな商機を目にしている。スペインのEFE通信社が27日、伝えた。
第6回リオハワイン品評会が26日、北京の高級ホテルで開かれた。今週中に上海、広州、香港でも開催を予定している。あるワイン業者は、品評会に数百人の中国人が訪れたことを目にし、驚かされた。「中国人がワインの試飲に来て、味わい方を知っていた」「ここに来たのは酔うためではなかった」
リオハ高品質原産地監督管理委員会の責任者も同じ観点を持ち、「ワインの味わい方と品質の違いを理解する中国人が増えている」と述べた。
「リオハワインは10年前に中国市場に進出した。中国は現在、毎年リオハワインを400万リットル輸入しており、輸入量が急増している。今後も市場シェアを伸ばしていくことだろう。チリ、豪州、フランスのワインとの競争に直面しているが、リオハのワイン業者は醸造技術を複製できても、リオハワインの独特な優雅さときめ細やかな味わいは真似できないと自信を持っている」
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