「一帯一路」が歓迎されるのは、各エコノミーの共同成長の明確なビジョンを描き出したためだ。アルゼンチンの「世界の穀倉」から「世界のスーパー」へのモデル転換への助力であれ、スペインの「アジア発展戦略」「地中海回廊建設」との積極的な連携であれ、ポルトガルとの海洋協力や「ブルー・エコノミー」の発展であれ、「一帯一路」は各国の発展戦略と効果的に連携している。これと同時に、「一帯一路」は各国による、より緊密な利益共同体、責任共同体、運命共同体の形成も促進している。
「一帯一路」が歓迎されるのは、経済のグローバル化という歴史的趨勢に順応しているからだ。世界経済は時に波瀾が生じるが、各国の利益が融合し、運命を共にし、協力・ウィンウィンを図るというのが大勢だ。世界のサプライチェーン、産業チェーン、バリューチェーンは緊密に結びつき、各国はいずれも世界の協力チェーンの一部を担っている。「一帯一路」は互恵・ウィンウィンの道、人類運命共同体共同構築の道であり、関係するエコノミーの経済・貿易協力の強化、成長の潜在的エネルギーの発揮を実際の行動によって後押しする。
各国の人々は経済的発展、社会的進歩、素晴らしい生活を共に望んでいる。「一帯一路」イニシアティブは、中国が国際社会に提供する公共財だ。中国は各国と共に、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」を堅持し、質と基準と水準の高い「一帯一路」建設を進め、世界各国のためにさらに多くの発展のチャンスを創造する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月5日