JPモルガンは中国の新たな段階の開放がもたらすチャンスに興奮している。梁CEOによると、新たな段階の対外開放政策が実行されるのに伴い、同社は中国で多くの新規事業を計画しているという。具体的には、◇JPモルガンと同投資銀行は中国証券監督管理委員会(証監会)に出資比率51%の証券会社設立を申請済みで、条件が許す範囲内で向こう数年以内に出資比率100%に引き上げる計画だ。証監会はすでに申請を受理し、第1回目の意見をフィードバックしている。◇JPモルガン・アセット・マネジメントは合弁パートナーと関連部門との協議を進めており、既存の合弁会社での出資比率を50%以上に引き上げる意向だ。◇JPモルガンはまた、中国の各産業の上場企業を対象とした調査研究の範囲を倍増させる計画だ。
梁CEOは今後の展望について、「中国の改革開放40周年に際し、金融分野開放の一連の措置により、中国政府の開放拡大への決意と互恵協力の誠意が明確になった。これは世界で最も重要な市場である中国に参入しようとしているグローバル企業と資本に、これまでにない貴重なチャンスを提供してくれた」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月6日