中国製の橋、ノルウェーで正式に開通

中国製の橋、ノルウェーで正式に開通。

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発信時間:2018-12-10 15:09:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 四川路橋集団が9日に発表した情報によると、同社が請け負ったノルウェーのハーロウ・グランド大橋が現地時間9日午後2時30分(北京時間9日午後9時30分)に正式に開通した。この中国製の大橋は、欧州自動車道路E6号道路(ノルウェーとスウェーデン西海岸を結ぶ南北の主要道路)の重要な近道であり、ノルウェーの新たなランドマークとなる。

 

 同橋はノルウェー北部の港湾都市ナルヴィクに位置する、同国で径間が2番目に広い橋で、ノルウェー北部のオフォート湾を跨ぐ。北極圏内にあり、「オーロラと並ぶ橋」と呼ばれている。全長は1533メートルで、径間は1145メートル。両側のメインタワーの高さは172メートル、175メートル。

 

 四川路橋集団ハーロウ・グランド大橋プロジェクトマネージャーの盧偉氏によると、橋の建設は極寒、強風、白夜などの悪天候の影響に直面した。そこで同社は科学研究院と協力し、極寒に的を絞った設計を施した。特に強風を見据え風洞実験を行い、構造物の安全性を保証した。

 

 北欧のインフラ基準は非常に厳格だ。同橋は中国企業が北欧市場に進出してから初の、大径間橋建設プロジェクトとなった。橋のメインケーブル、箱形桁など1万1000トンの鉄製品は中国の4つの工場で生産され、ノルウェーまで航路で長距離輸送された。盧氏は「橋の竣工は、中国の橋建設の全体的な知恵を集めた結果だ」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月10日





 


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