アブダビのハリファ港、中国企業との提携で世界ランキングが大幅上昇へ

アブダビのハリファ港、中国企業との提携で世界ランキングが大幅上昇へ。

タグ:中国企業

発信時間:2018-12-13 15:29:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 台湾メディアによると、中国遠洋海運集団(COSCO)傘下の中遠海運港口有限公司がアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ港務局と合弁で経営するハリファ港の第2期コンテナ埠頭が開港し、「一帯一路」のプロジェクト協力が新たな段階に入った。


 「台湾中時電子報」は11日、「中遠海運アブダビ法人は2016年9月、アブダビ港務局と特許経営権協議を結び、合弁会社を設立してアブダビのハリファ港第2期コンテナ埠頭を共同経営する計画で合意。中遠海運アブダビ法人が合弁会社の支配権を持つ」と報じた。


 また、中遠海運集団の公式サイトから得た情報として、「現地時間12月10日、中遠海運集団傘下の中遠海運港口がアブダビ港務局と合弁で経営するアブダビ埠頭の開港式がアブダビのハリファ港で行われた」と報じた。


 中遠海運港口アブダビ埠頭は中遠海運港口が支配権を持つ最初のグリーンフィールド投資(外国に投資をする際に法人を新しく設立し、設備や従業員の確保、チャネルの構築や顧客の確保を一から行う投資の方式)プロジェクトだ。同埠頭の完成と稼働開始を機に、コンテナ港湾世界ランキング89位のハリファ港は上位25位入りを目指すという。中遠海運集団は今後、埠頭の支線開拓と中継ネットワーク拡大を通じ、アブダビ港務局と共にコンテナ取扱量拡大を図り、中東および北アフリカ地区の物流・海運センターを構築、中東・インド亜大陸最大の港湾にとどまらず、世界の海運の中枢を目指す。


 中遠海運港口有限公司アブダビ埠頭は、アブダビ港務局発展五カ年計画の重要部分だ。アブダビ港務局は同埠頭のコンテナ処理能力について、現時点で1期・2期合計で年間500万TEU(20フィートコンテナ換算)を計画しており、5年以内に910万TEUまで拡充する考えだ。今回の開港で、アブダビ埠頭のオペレーションは半自動化を実現、岸壁は水深16.5メートルで、2万TEUを超える大型船舶を係留できる。コンテナ埠頭の年間設計能力は250万TEU、年間処理能力は150万TEU。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月13日




TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで