トルコの著名なエコノミストでトルコ経済政策研究基金会主任のグベン・サック氏は先ごろ、アンカラで『新華社』記者の取材を受け、中国の経済改革が伝奇的な物語で、中国の発展モデルがその他の発展途上国を啓発する意義を持つとの見解を示した。
サック氏は、参加予定の中国で開催される第3回「中国を読み解く」国際会議を前に、「中国の発展モデルは、われわれにとって研究の価値が十分にある。中国は、非常に短期間で多くの人口を貧困から脱却させ、世界第2の経済大国に発展した。世界が目を見張るこの実績をどのように実現したのかは、私が最も興味のあるテーマ」と話した。
また、中国とトルコの経済改革が1970年代末のほぼ同時期に始まったが、両国が異なる方式とルートを選んだ結果、中国がコントロール可能な漸進式改革により経済のモデル転換を実現したと説明している。
ここ数年にわたり新興経済国が相次いで発展し、世界経済におけるシェアを持続的に高めている。サック氏は、グローバル化とグローバルガバナンスの推進で、中国が最も大きな役割を果たしていると指摘した。