中国国家統計局が18日発表したデータによると、今年1−11月の全国固定資産投資額(農家を除く)は前年同期比5.9%増の60兆9267億元で、伸び率が1−10月より0.2ポイントを上回り、3カ月連続で上昇傾向を維持した。
11月単月の固定資産投資額(農家を除く)は前月比0.46%増。うち民間固定資産投資額は前年同期比8.7%増の37兆8432億元。
産業別に見ると、第一次産業の投資額は前年同期比12.2%増の2兆1285億元で、伸び率は1−10月より1.2ポイント減となった。第二次産業は同6.2%増の22兆7817億元で伸び率が0.4ポイント拡大。第三次産業は5.6%増の36兆165億元で伸び率が0.2ポイント拡大。
第二次産業のうちインフラ投資額は前年同期比6.4%増で、伸び率が1−10月より0.4%増となった。うち採鉱業は8.6%増で0.8ポイント拡大、製造業は9.5%増で0.4ポイント拡大、電力・熱エネルギー・ガス・水生産及び供給業は8.8%減だったが、下げ幅が0.8ポイント縮小した。