▽オフラインに関心 食べ物と病気の世話だけでなくペットの社交も必要
ペット産業チェーンでは、ペットフード以外では、医療サービスも発展の可能性が大きい分野の一つだ。CBNDataの「90後、95後のオンライン消費ビッグデータ考察」によると、90後と95後のペットへの情熱がますます顕在化し、オンライン購買力が年々高まると同時に、医療サービスを代表とするオフライン消費も活発な動きをみせる。17年第4四半期を同第1四半期と比較すると、オフラインペットショップでは95後の注文が占める割合が3%増加し、動物病院では95後からの売り上げが占める割合が2%増加した。
このような飼い主の情熱がペット医療産業の急速な発展を促進する。就職支援サイト・智聯招聘がこのほど発表した調査研究結果によると、中国の主要都市に登場した新しい職業約800種類のうち、収入の上位3位にはペット医師、健康美容トレーナー、バーテンダーが並んだ。ペット医師の平均収入が最高で、月収2万元以上の人が28.57%を占めた。
医療のほか、伝統的ブランド企業もペット愛好家たちにアピールし始めている。スターバックスは今年、杭州市、広州市、深セン市、成都市、天津市にペットも入れる店をオープンした。店内にはペットのプレイコーナー、ペット用イス、ペットのための裏メニューなどが用意されている。