国家発展改革委員会(発改委)の何立峰主任は24日、中国はイノベーション能力の向上、成長原動力の育成、潜在内需の掘り起こしに力を入れて、「十三五」(第13次5カ年計画、2016年~2020年)綱領に掲げた各目標を滞りなく達成する考えを示した。
「十三五」の実施に関する報告書の中で示したもので、中国は総合的な施策によって「十三五」計画綱領の実施を推進するとして次のように指摘した。
外部リスクを適切に処理し、経済の健全な発展を維持するほか、雇用や金融、貿易、外資導入、国内投資などの安定を図り、国内市場の育成と発展に立脚し、構造調整を通じて国内市場の成長余地を拡大する中長期的な措置を模索して、165項目の重大プロジェクトの実施推進を加速させる。
質の高い発展目標に向けて全面的に取り組み、主要目標となる指標の達成に努力する。進捗に遅れの出ている2項目の「拘束性指標」(必達目標)については、予定通りの達成を確保する。同じく進捗に遅れの出ている2項目の「所期性指標
指標」(達成可能と予測される目標)については、各種政策を総合的に運用して資源配分の最適化を図り、その実現に向けて努力する。