中国国家発展改革委員会(発改委)と商務部は25日、「市場参入ネガティブリスト(2018年版)」(以下、新版リスト)を共同で発表、中国の市場参入ネガティブリスト制度が全国で実施されることになった。
新版リストの主要項目は151項目、具体的管理措置は581項目で、参入禁止類4項目と、参入制限類147項目を含む。参入禁止類の項目に市場主体は参入が認められず、行政機関にも許認可権が与えられない。参入制限類については、市場主体が参入を申請、行政機関は法に則り参入の可否を決定する。市場参入ネガティブリストに記載されていない産業・分野・業務については、全ての市場主体が法に則り、平等に参入できる。これは中国が「禁止項目以外は参入可能」を全面的に実現したことを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月26日